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エンジニアにとって「手に職をつける」を考えてみる

こんにちは、アークエッジ代表取締役の林です。
今回は、エンジニアにとって「手に職をつける」ということについてお話ししたいと思います。

「手に職をつける」ということは職種に関わらずに、多くの人がキャリアの節目などに考えていきたいことですが、特に専門性を身に付けていくエンジニアの方にとっては、キャリアを進めていく上で大切なテーマだと思います。

そもそも、「手に職をつける」とはどういうことでしょうか。
特別な知識や技術が必要とされるような専門的職業をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

調べると、「手に職をつける」とは「就職や転職、独立など、仕事で生計を立てていくために役立つスキルや資格を習得すること」とあります。

ここで重要なのは、「仕事で生計を立てていく」という点で、仕事で生計を立てていけるようになることがキャリアづくりの大きな目的の一つだと思います。

私は、20代の時に会社員の立場でリーマンショックを経験しました。
あることが当たり前だと思っていた職場・仕事という環境が、突然当たり前のことではなくなり、足元がぐらぐらするような感覚。
「今、会社で仕事が出来なくなり、次の転職も難しかったら、自分はどのように生活していけばいいのだろうか。」
そんな不安が頭をよぎりました。
私が社会人になる時は、就職氷河期という正社員での就職が難しい時代で就職もそれなりに大変だったので、なおさら自分の先行きに不安を感じていました。

私は、リーマンショックや就職氷河期を20代で経験しましたが、その後も、東日本大震災があったり、コロナショックがあったり、色々と大変なことが起こりました。
これからの世の中も、不安定になったり、大きな変化があったり予測のできない大変なことも色々あるんだと思います。

そんな世の中をしっかりと生き抜いていくために色々なことがあっても動じずに、安定した気持ちで生活していくために「手に職をつける」ことが大切です。

私は、リーマンショックや就職氷河期など不安の多い20代を過ごし、30代も多くの試行錯誤をしながら、苦しい経験もしながら、今があります。
なので、アークエッジで一緒に働いてくれるメンバーには自分の足で立って仕事をしていける力、自立できる力を身に付けてほしいと強く願っています。

そうした力を身に付ければ、不安定な状況や突然の変化に怯むことも少なくなり、心の安定や精神的な豊かさを得ることにもつながっていきます。

アークエッジでは、「エンジニアのキャリア形成を支援する」という使命感を持って日々仕事に取り組んでいます。
エンジニアの皆さんが、自分の足で立って仕事をしていく力を身に付けられるよう、一緒になって皆さんのキャリアに向き合っていきたいと思います。

エンジニアの方のキャリア作りについては、一つの正解の道があるわけではないので、
それぞれの方の興味や志向性も踏まえ、かつ自身の市場価値の底上げにつながるような経験を
焦らずに一歩一歩積み重ねていくことです。

焦らず一歩一歩、という点も大切です。
私の仕事での経験上、短期的に考えると自分にとって良い経験なのかわからなかったことが後から振り返り、長い目で見るととても良い経験だった、あの経験をしていて良かった、と思えたことが何度かあります。
気持ちに焦りがあったら、そのような実務経験は避け、短期的に良いと思える仕事のみを選択していたかもしれません。

キャリアは、最後に「自分の仕事人生、良かった!」と思えることができれば、そこまでの道のりに苦しい時期があっても、オセロがひっくり返っていくように、過去のできごとも全てが報われると思います。
苦しい時期も、あれがあったから今がある、と思えるはずです。
ぜひ、大局的な視野、長期的な視野も持ちながら、キャリアを考えていければと思います。

また、エンジニアである以上、専門性があることは大きな力になりますので、専門性や技術に関する知識と経験に磨きをかけていくことを中心に据えつつ、キャリアを進めていくにつれて、業務経験の幅や技術力以外の力も身に付け、それぞれの方に合った形での「総合力」を身に付けていければ望ましいと思います。

私たちアークエッジは、IT業界に特化して企業や人の支援をしていますが、IT業界に特化している理由は
IT業界の専門性や業界知識を磨き、最新のIT業界やITビジネスの動向をしっかりと捉え、IT業界に関連する企業や働く方たちとの繋がりを深く豊かなものにしていくためです。
そうなって初めて、「エンジニアのキャリア形成を支援する」という使命感を全うできると考えています。

一人でも多くのエンジニアの方の、キャリア作りの力になり、このIT業界に一層の活力を生み出していければ、こんなに嬉しいことはありません!

アークエッジに興味をお持ち頂けた方、キャリアのご相談だけでも全く構いません。