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会社の価値を未来につなぐ

こんにちは、アークエッジ代表取締役の林です。

中小IT企業の経営者様から会社のこれからのことや、M&A・事業承継についてご相談をお受けする際にご相談やお打合せを通じて、会社のことを色々と知っていきますが会社の価値の中には、数値として分かり易く認識できるもの以外にも、一見認識しにくいが会社の成長を支えているものも確かにあると感じます。

それは、会社によって様々ですが例えば、経営者の志や人格、会社としての理念、時間をかけて作られてきたお客様との関係性、会社の歩みとともに醸成された社風や価値観などです。

これらは、売上額や利益額のように誰が見てもすぐに認識できるものではなくまた、明確に言語化しにくいためその会社の経営者様も、会社の価値として認識していないことも多くありますがそれらがあるからこそ、仕事が生まれ、社員が働く場がつくられ事業と社員が成長する機会が生み出されてきたはずです。

社員が仕事をして、様々な経験を積みながら成長していく環境を創り出す源泉になっており、ひいては、世の中に活力を生むことにもつながっており、分かりにくいものかもしれませんが、私はそれらも立派な会社の価値だと思います。

これらの価値は、当初はわかりにくくてもその会社の経営者様と何度もお会いしてお話ししたり、会社のことを色々と知っていくにつれ数字やデータを見てではなく、感覚的に染み入るように感じられることがあります。

たとえ分かりにくいものであっても、こうした立派な価値を未来につないでいくことは社会全体のためにもなります。IT企業、とりわけ中小のソフトウェア開発企業は、労働集約型産業で大きな設備等の固定資産もあまりないことから、経営者様が会社の将来を考える際に、会社を清算することも選択肢の一つとして頭の片隅に置かれていることがありますが精算により、先述したような会社の立派な価値が失われてしまうのは、世の中に活力を生み出す源泉が失われてしまうことであり、社会全体としても損失になってしまいます。

さまざまな方策を考えながら、こうした価値を未来につないでいくことは経営者様としても会社としても意義のあることだと思います。

会社の価値を未来につないでいく方策を考える中で会社経営のバトンを託す相手についても、色々と考えていくことになりますがこのような時は、会社の価値をさらに高めるための貴重なチャンスでもあります。

住宅や、最近では車についても使われますが、「リノベーション」という言葉があります。刷新、革新などを意味しており、既存の住まいに対して新たな機能や価値をプラスアルファして既存のものよりも価値を高めることを指します。

会社の価値を未来につないでいくためにバトンを託す相手が、その会社の価値を理解し共感してくれるだけでなくその会社の価値を尊重しながら、会社や事業をリノベーションしていくことにも思いを持ってくれる相手であれば、これは、とても有意義な取り組みになると思います。

私たちアークエッジは、会社や事業の持続的成長をサポートさせて頂く際に経営者様にとっても、社会にとっても意義を見出せるようなご支援をすることを信条にしています。会社が目指していく方向性や、これからのビジョン・成長に向けた方針など伴走しながら一緒に考えさせて頂ければと思いますのでぜひお気軽にお問合せ頂けますと幸いです。